絵画アトリエ日記

油絵とは?

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油絵とは、顔料を油と練ったものを絵具として描かれる、絵画の手法の一つのことです。

この、油彩の手法を用いて描かれた絵画は「油絵」、「油彩画」、「洋画」、または「油画」などと呼ばれ、その独特の素材感は古くから多くの人々を魅了してきました。

一般的に絵画に使用される絵具の原料としては顔料や染料が使用されますが、油彩ではそのほとんどの場合が顔料を原料として絵具が作られ、描く際にはリンシードオイルやテレピンオイルなどの油が利用されます。そのため、フレスコ画や水彩画と比較すると乾燥時間は極端に長くなりますが、油を加工することによって(揮発性油など)、その乾燥時間を短縮させるように工夫されたものなどもあります。

油を展色剤として利用するため、キャンパスなどの上に置かれた顔料などの展色剤は油に浮かされた状態となり、適度な透明感を得られるところが特徴であると言えます。